2011年のアニメ一覧と私的10選　豊作の年ですね | 振り返り企画 - Anime & Booze

皆さん、アニメ観てますか？

YouTuberやブログ、ツイッターという活動は最近始めたばかりなので、他の人がやってる企画をパクって2010年から振り返ってみる事にしました。

なお、対象はTVシリーズのみで、かつ、明らかな子供向け作品は除外しています。

（大きなお友達向けは残してあります。）

今回は2011年から。

2011年は105本のアニメシリーズがありました。

シーズン毎の本数は以下のとおり。

冬：19本

春：38本

夏：22本

秋：26本

全アニメ一覧は後述しますのでそちらをご覧ください。

それでは2011年アニメの私的10選です。

ちなみに、2011年は大変に豊作で、10選を選ぶのはとても大変でした。

正直、20選でも収まらないくらいです。

魔法少女まどか☆マギカ（冬）

『魔法少女まどか☆マギカ』はMagica Quartet原作のオリジナルアニメです。

原作のMagica Quartetとは、監督の新房昭之さん、脚本の虚淵玄さん、キャラクター原案の蒼樹うめさん、シャフトらによる共同ペンネームです。

さらにここに音楽の梶浦由記さんがが加わり、オープニング曲にはClariSさん、エンディング曲にはKalafinaさんが起用されるという強力な顔ぶれです。

全12話のワンクールアニメですが、その内容は濃く、重く、一度足を突っ込んだら抜け出せなくなるでしょう。

また、劇団イヌカレーさんが手掛ける独特な世界観は本作の重要な一因で、この作品を機に劇団イヌカレーさんのビジュアルもメジャーになっていった印象があります。

以下に続きます。

シュタインズ・ゲート（春）

『シュタインズ・ゲート』はゲームメーカーの5pb.（現在のMAGES.）のゲームが原作のアニメです。

ジャンルはSFで難しい言葉も出てきますが、基本的にそれらを理解せずとも物語は楽しめるようになっています。

重要なのはそこじゃないからですね。

この作品は、物語の定石である「主人公を苦しませる」を忠実に再現したアニメで、主人公である鳳凰院凶真（ほうおういんきょうま）こと岡部倫太郎が何度も困難にぶつかり苦しむ様は、本作の見どころのひとつと言えるのではないでしょうか。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。（春）

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』はA-1 Pictures制作のオリジナルアニメです。

こちらの作品は高評価を得る一方で、過大評価だと言われる事も多い作品ですね。

作品自体が視聴者を泣かせに来ている事が最初から分かっており、各エピソードも泣かせるためにあるような状態なので、入り込めなかった人が一定数いるのだと思います。

テーマ的には海外でも通じるため、アニメ好きな外国人がぼろ泣きしている動画をYouTubeなどで観る事もできるくらいです。

エンディング曲に使われているZONEさんの「secret base 〜君がくれたもの〜」のカバー曲は各エピソードを見終わった後の追い打ちの役目を果たしていましたね。

日常（春）

『日常』はあらゐけいいちさんの漫画が原作のアニメです。

Wikipediaのジャンル欄には「ポストモダンギャグ」とあり、何のことかよく分かりませんが、作品を観ればそんなことはどうでも良くなります。

ストーリーはなく、唐突なシリアスシーンも無いのである意味安心して観ていられる作品です。

疲れた時に何も考えずに見るのが良いでしょう。

DOG DAYS（春）

『DOG DAYS』は都築真紀さん原作のオリジナルアニメです。

いわゆる異世界ものです。

戦争はSASUKEや風雲たけし城のようなフィールドアスレチックによって行われ、魔法の力によって死者はもちろん怪我人さえ出ない、ほのぼのとしたものです。

また、戦争をしているとはいえ、国同士がいがみ合っている事もなく、戦争を興業として扱う事で発展している状態です。

必殺技で負けると服が破れるなど若干のお色気カットはあるものの、基本的に安心して観ていられる作品です。

うさぎドロップ（夏）

『うさぎドロップ』は宇仁田ゆみさんの漫画が原作のアニメです。

独身男の主人公・大吉が祖父の葬式で祖父の隠し子の「りん」と出会い引き取るところからスタートします。

よくある子育てものと言ってしまえばそれまでですが、とても良く作られており、引き込まれる作品に仕上がっています。

それを支えたのが「りん」を演じる松浦愛弓（まつうらあゆ）さんではないでしょうか。

彼女は出演当時10歳の子役で、他のアニメに多くみられる、成人女性声優が子供の声を出すのとは、そのリアルさが圧倒的に異なっていましたね。

セイクリッドセブン（夏）

『セイクリッドセブン』はサンライズ製作のオリジナルアニメです。

こういうアニメ、ほんとに少なくなりましたよね。好きなんですけどねぇ。

変身ヒーローもので、戦闘やアクションを楽しむ作品になっていますが、それ以外にもちょっとしたドラマが盛り込まれており、良い意味でベタな展開が心地よいです。

また、オープニング曲は梶浦由記さんプロデュースのFictionJunctionさんが歌う「stone cold」が最高に盛り上げてくれます。

人気が下火なのは分かりますが、もっとこういうアニメが出てきて欲しいなと思う次第です。

HUNTER×HUNTER (2011)（秋）

『HUNTER×HUNTER』は冨樫義博さんの漫画が原作のアニメです。

本作は1999年にも一度TVアニメ化しており、その際は途中までを描いていましたが、今回はその更に先までを頭からもう一度描いています。

こういった作品はなかなか無いのではないでしょうか。

内容については触れるにはボリュームが大きすぎるのでやめておきますが、後半になるにつれてトーンが下がり、描写も過激になっていきます。

感情を揺さぶる表現も多く、キメラアント編に至っては泣いてしまった方も多いのではないでしょうか。

また、伊瀬茉莉也さんの演技も相まってゴンよりもキルアがとても好きになりました。

境界線上のホライゾン（秋）

『境界線上のホライゾン』は川上稔さんのライトノベルが原作のアニメです。

様々な要素が入り混じり成立している、そして難解な世界観の作品です。

出てくる言葉も難しければ、世界観を理解するのも難しいのですが、実際に観てみればそんな事はどうでも良くなります。

単純なのです。好きな女の子に告白する、ただそれだけです。ただ、その過程が世界の存亡に関わる大事なのですが・・・。

アクションシーンが素晴らしく、ジャンルとしてはSFアクションに見えますが、やはりラブコメと呼ぶのがしっくりくるでしょうか。

茅原実里さんが歌うオープニング曲「TERMINATED」も大好きです。

ちはやふる（秋）

『ちはやふる』は末次由紀さんの漫画が原作のアニメです。

高校の競技かるた部というマイナーな部活を舞台にしたニッチな作品ですが、彼らのかるたに掛ける情熱には何度も涙したものです。

作品を見続けるにつれ、かるたの知識がついてくるのもまた面白い副作用でした。

この作品がきっかけでかるたを始めた人もいると聞きますし、また、作品の舞台にもなった近江神宮での高校選手権団体戦がネット中継されるなど、大きな影響を及ぼしてもいます。

さて、以上が2010年の私的10選です。

皆さんの私的10選はなんでしょうか？

以下は全アニメ一覧です。

全アニメ一覧

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アニメの日本人リアクターで主にYoutubeで活動。アニメに関する様々な話題や、YouTubeのアニメ視聴チャンネル『Anime & Booze』で投稿している動画の抜粋コメントを紹介していきます。

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